目次
新規通知オプションを追加

LINE Notifyのサービス終了に伴い、代替手段として独自の通知配信を可能にしました。
詳しい設定方法や仕様については、下記の記事をご覧下さい。
「LINE Notifyのサービス終了に伴う代替手段について」
https://mysignal.jp/alter-line-notify/
プッシュ通知から即時購入を可能にするオプションを追加
上記 Push MySignal への対応に伴い、プッシュ通知をタップした際の遷移先URLを直接の購入リンクに上書きする事ができるオプションを追加しました。
「ツール設定」→ 「通知設定」→「オプション」から設定が可能です。

Windows通知に即時購入ボタンを追加
トースト通知から即時購入が行えるボタンを追加しました。
クリックする事で規定のブラウザで購入ページへ遷移する事ができます。

AI関連機能の言語モデルをアップデート

デフォルト言語モデルを「gpt-3.5-turbo」から「gpt-4o-mini」へアップデートしました。
また Bing Chat の機能を廃止し、新たに「Gemini(gemini-1.5-flash-001)」に対応いたしました。
どちらも制限内であれば無料でAPIの利用が可能です。
システムプロンプトの設定機能を追加
「ツール設定」→「AI」→「プロンプト」からシステムプロンプトがカスタマイズ可能になりました。
ユーザープロンプトの商品情報パラメーターと組み合わせる事により、知りたい情報のみを瞬時に通知できます。
特にプッシュ通知は表示領域に制限があるため、「○○文字以内で」といった指示は効果的です。
以下はシステムプロンプトとユーザープロンプトの初期設定値です。
あなたはフリマサイトの商品情報を要約するためにシステム内に組み込まれたアナリストAIです。提供された情報をもとに、以下の基準に従って要約を作成せよ。
・商品の状態:新品・中古の区別、傷や汚れの有無、使用回数や保管状況等の情報を整理する。
・注意点:返品可否、保証の有無、付属品の欠品、等、商品概要から判断できる注意点や購入に影響する重要な点を明確にする。
要約は簡潔でありながら、購入判断に必要な情報を過不足なく含める。表現は明確で具体的にし、重複と冗長な文章は避ける。
必ず以下のテンプレートに従って文章を作成する。
【{状態(一文字)}】({価格}円)[{品名/型番の要約}]{要約文(90字以内)}
以下の商品情報を要約してください。
商品名:{ITEM_NAME}
価格:{PRICE}
状態:{ITEM_CONDITION}
送料有無:{SHIP_FLG}
商品詳細:{ITEM_DETAIL}
AIによる商品詳細文章の要約機能を追加
「ツール設定」→「AI」の利用設定にある「通知履歴に要約ボタンを追加する」から機能を有効にできます。
有効にすると、通知履歴の商品詳細上部に要約ボタンを追加する事ができます。
ボタンを押すと、現在設定されている言語モデルで要約が実行されます。
要約処理に使用されるプロンプトは「ツール設定」→「AI」→「プロンプト」からカスタマイズ可能です。
初期設定値は以下です。
あなたはフリマサイトの商品情報を要約するためにシステム内に組み込まれたアナリストAIです。提供された情報をもとに、以下の基準に従って要約を作成せよ。
・商品の状態:新品・中古の区別、傷や汚れの有無、使用回数や保管状況等の情報を整理する。
・注意点:返品可否、保証の有無、付属品の欠品、等、商品概要から判断できる注意点や購入に影響する重要な点を明確にする。
要約は簡潔でありながら、購入判断に必要な情報を過不足なく含める。表現は明確で具体的にし、重複と冗長な文章は避ける。
文字数は300字以内、マークダウン等の表示加工はしない。
--- 以下より商品詳細文 ---
通知履歴のUI/UX改善と画像一括保存ボタンの追加

重要な判断基準である商品状態のランクが左上に表示されるようになりました。
ランクの判定基準については、以下のリリースノートをご覧下さい。
「v2.6.x ~ 2.7.6 リリースノート」
https://mysignal.jp/2-7-6-note/#i-2
また、保存ボタンから商品画像を一括ダウンロードできるようになりました。ダウンロード後、保存先ディレクトリが自動で開かれるため、商品の詳細画像確認までをスムーズに行う事ができます。